デジタルサイネージの導入は世界中で進んでおり、各地の町並みを大きく変えています。
実は、ワンストップのデジタルサイネージ【サイネージ・リレーション】を提供する弊社、DENENはフィリピンにも事務所を持っているのです。
2014年には人口1億人を突破し、経済成長率も安定して年6%以上を保つ勢いのある国フィリピン。
今回は、現地でどのようにサイネージが取り入れられているのかを写真とともにお伝えしていきます。
■フィリピンのデジタルサイネージ
まずは現地の住宅街付近にあるサイネージです。
交通量の多い交差点の目立つ位置に、大型のサイネージが設置されています。
画面一杯に大きく表示された飲料広告が目を引きます。


こちらはビルの側面に設置されたサイネージです。
フィリピンではこのようにビルの高い所にサイネージを設置することも多いようです。
遠くからでも、また別の高層ビルの中からでも見つけやすいようにする工夫なのかもしれません。
右側の写真に写る大きな建物は、フィリピンで有名なショッピングセンターだそうです。
建物の角に沿うように設置された、特徴的な二面のサイネージが確認できます。



次は道路沿いに設置されたサイネージです。
乗車中の人からでも目視しやすいよう、こちらも大きく視認性の高いサイネージが用いられているのが分かります。
最後にご紹介するのはJollibeeというフィリピンで有名なファストフード店に設置されたサイネージです。
日本の飲食店でよく用いられるような、いわゆる「メニューを紹介するためのサイネージ」ではなく、店頭CMのような用途で自社のPR・イメージアップを行っているのが特徴的です。
まとめ
フィリピンのデジタルサイネージの持つ主な特徴は、①大型サイネージが多い ②道路沿いに集中している という2点です。
フィリピンはまだまだ国内で貧富の差が大きく、自家用車に乗れる人・タクシーを利用できるような人は富裕層の高所得者であることが多いそうです。
そのため、道路沿いに多くのサイネージを設置することで、購買意欲がより強いと考えられる富裕層に対し効果的に宣伝が行えるのです。
乗車中にも目に入るよう、必然的にサイズも大きくなったことで、このような特徴が生まれたと考えられます。
同じデジタルサイネージでも、国によってターゲットや効果的な設置の仕方などに違いが出るという事が分かる事例の一つだと言えるでしょう。
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